昨日から大阪にいます。
きょう、桃の節句の午前中、噂の図書館!「エル・ライブラリー」へ。
地下鉄天満橋駅からすぐ、エルおおさか4階にある
労働専門図書館です。
雑誌架に並ぶ雑誌タイトルの中には”これは手に入りにくいぞ”とすぐわかるものがあります。最新の労務情報がここにあり!
新着雑誌案内がwebにもあります。
これは図書館雑誌担当ならわかるでしょうか?
煩雑な根気のいる仕事です。
勿論、
蔵書検索もできます。
社員研修用のDVDもサポート会員になると貸出可能!!!
とても嬉しいサービス!
この類のDVDは購入すれば、とても高額ですから^^
これまでに編纂・発行された『大阪社会労働運動史』1~9巻は
どれもずっしりと重たく、
各巻「戦前・戦後・高度成長期・低成長期・転換期~」の歴史の
重みなのだと思いました。
書庫の資料群は端的に言ってしまうと、
「
ものすごく面白い!」。
一次資料の面白さは
コンテンツ(書いてある内容)だけでなく、
そのものから伝わってくるものがあること。
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発禁本となった『蟹工船』の伏字も見せていただきました。 |
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この中に入っています↓ |
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国民労務手帖 労働力が移動しないように持たされたものだそうです |
もーう、いろいろ見せていただいて。
ここに全てUPするとどえりゃ~、写真の枚数になります。
控えめにしました。
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未来へ向けて
”働く”がいろんな形・考えへシフトしていく時代だと思います。
これからもこれらの貴重な資料が、
専任司書を中心にスキルの高いボランティアや研究者のみなさんによって
さらに整理され、
日本の労働史と最新の情報を知る機会を広げていくことは間違いないでしょう!
エル・”ライブラリー”(図書館)とは単に図書館ではなく、
図書館&文書館&博物館であり、
人がいる(居る&要る&入る)という魅力ある場であることがよくわかる訪問でした。
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エル・ライブラリー
1978年 「大阪社会運動協会」設立
大阪の社会運動史に関わる資料を集め、
『大阪社会労働運動史』を編纂・発行
2000年 「大阪府労働情報総合プラザ」運営
2008年 橋下大阪府知事の財政改革による「大阪府労働情報総合プラザ」廃止
「大阪社会労働協会」に対する補助金の打切
2008年10月 エル・ライブラリー開館
2012年10月
公益財団法人となる
現在に至る。
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お忙しい中をご案内いただき、ほんとうにありがとうございました。
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退館後はなんだかお腹ぺこぺこなのに気づき、大川沿い、中之島を散歩しながら、リバーサイドランチへ♪
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