世界中のおかあさんと子どもを見守りたい。毎日が笑顔なら子どもとの幸せな物語が生まれる。

「花は、率直にいえば生殖器である。」『植物知識』/牧野富太郎

なんと端的な表現を為さるのだ、牧野博士。
びっくり。


表現の自由とジェンダーの問題が頭の中を交錯しながらも
わかりやすい。

生き物というのは実はシンプルなもの、
種族を守るために生きている、
それだけのことなんだと思うと気が楽になる。

あれ?
そんなことで良かったっけ?

とにかく、植物から学ぶことは実に多いのだ。






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あなたも「ウイスキーがお好きでしょう~♪」

網走市立図書館で出会った本。

北海道旅行から帰ってから買ったもんね。

ふんふん♪

マスター達に会いに行ってみたくなる。

明日はワインを飲みに行くつもりだったのに

ウイスキーにしようか...なんて。


やっぱり外のみは一緒に飲む仲間とマスターが肝心。


『マスター。ウイスキーください』/吉村喜彦 コモンズ

<この本の情報>

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『オニタのかいもの』ですよ!「ぼうし」じゃない。

に続けて。

村山桂子&堀内誠一作品のとっておきは実は
『オニタのかいもの』なんだよーーー。

あかいふうせん5『オニタのかいもの』

文・村山桂子 
え・堀内誠一
 1965年出版
装丁・和田誠☜料理愛好家・平野レミさんの夫君。

思い出深いこの1冊は絶版。
子どもの頃に買ってもらった本の画像です。

他に『たんじょうびのおくりもの』
『ふたつのゆめ』
『まほうにかかったこどもたち』
『オニタのかいもの』
『ともだち』
『うわぎのイヌがにげだした』
『キツネの子コンとキンがきしゃにのったはなし』

オニがまちに来たということで大騒ぎ!

バターピーナッツを買うつもりが、
オニのお金。
「だめです。これじゃ。」とお店のおじさん。

オニタの目からぽろりとこぼれる涙。

*****


何度も読んでもらい、弟も読んだから、
綴じ糸は緩み、ページは汚れている。

これをほどよくなおしたいな。


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たろうシリーズ第3弾。『たろうのひっこし』/さく・村山桂子 え・堀内誠一 1985 福音館書店

村山桂子&堀内誠一の絵本、第3弾。
『たろうのひっこし』は自由にこんなところ、あんなところと引っ越すのが愉快。
おかあさんがまるで魔法のじゅうたんをくれたみたいに、どこにだって理想の部屋が
できる。
たろうはいつもまわりの話に耳を傾ける子だから、ともだちといっしょに過ごせる
ところへとどんどん引っ越しをしていく。

段ボールで部屋を作ったり、ススキの草むらの中に秘密基地を作ったり、そんな
子どもの頃を思い出してしまった。


福音館書店HPから



<この本の情報>
 福音館書店へ http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=98


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たろうシリーズ第2弾。『たろうのともだち』/ さく・村山桂子 え・堀内誠一 1977 福音館書店

この絵本『たろうのともだち』は月刊「こどものとも」1967年4月1日に発行、後に
「こどものとも傑作集」として1977年に発行されたもの。
既に39刷(2017.9現在)されていて、ロングセラーなのがわかる。
31刷からは「こどものとも絵本」というシリーズ名に変更されている。

先に紹介した『たろうのおでかけ』と同じコンビ、村山桂子&堀内誠一で作られた
絵本。

村山桂子氏は幼稚園にお勤めだった時期もあり、子どもの日々の成長を描く時に、
大人としてだけでなく、多くの子どもとともに過ごした保育者の愛を感じる。

さて、この『たろうのともだち』は内容はほぼ同じで『ともだち』というタイトルで
1965年、さえら書房からあかい ふうせんシリーズ 5『オニタのかいもの』の中の1
作品として世に出ている。勿論(?)、絵は堀内誠一氏である。

興味深いのは、その終わり方が違うこと。
わたしはどちらが好きかというと「たったか、たったか、コーロ、コロ。」で終わる
『オニタのかいもの』に収録された方。
「みんな、みんな、なかよしの ともだちになって、にわを さんぽしました。」で
終わらなくても、もう「たったか、たったか...」でその楽し気な空気は想像できるから。


ところで読み比べはなかなか難しい...。
というのも、さえら書房の『オニタのかいもの』は絶版だから。
図書館に所蔵していれば嬉しい。
私の持っている本から最後のページを上げてみた。


 さえら書房から出版されたもの、私の蔵書です。


福音館書店HPから

<この本の情報>


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なんてったってたろうだよ。『たろうのおでかけ』/さく・村山桂子 え・堀内誠一 1966 福音館書店

ともだちのまみちゃんの誕生日にかけつける「たろう」と動物達。

街の中の様子、まみちゃんちに近づくと広がる緑の原っぱ。

暖かく大人に見守られながら、どんどん、ともだちのまみちゃんのうちへ。

心配するおとなの声かけに「だって」とかわいく口答えしながらも...

たろうにとってはわくわくする小さな冒険。


堀内誠一さんの絵は明るくて大好きだ。


福音館書店HPから


<この絵本の情報>
 福音館書店へ http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=52


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旅先読書『ききがたり ときをためる暮らし』つばたしゅういち・英子 自然食通信社 2012

読書というのは不思議なもの。
読むという行為に至るまでに、自分は何か行動をおこしている。
あるいは頭の中でどこかへ旅してる。
その本に出会うため?

この本に出会った時、ベランダで「おはよう!」と植物に声をかける、
花がらを摘んで次々と花が咲く様子に生命力を感じる、
ナスの育ち具合を毎日気にするパートナーの新しく知った一面を愛おしく思う、
採れたナスで料理する、
「美味しいね」と食べる。





あ~私はこういう毎日が好きだなぁと。

子ども達のかん高い声。
べランダに育ってくるプチトマト。
それをもぎ取って、ポイっと投げてしまう末の子。
ちょっとばかり、揚げすぎたドーナツ。
水遊び、ミニカー、寝かせつけていたのに眠ってしまう自分。

昔、住んでいた高蔵寺ニュータウンをふと思い出した。

*********
ル・コルビジェの言葉『家は暮らしの宝石箱でなくてはならない』。
その言葉のままにあるような暮らし。
つばた修一・英子夫妻。
このおふたりのここでの暮らしが映画になっているとも知らないで。

自然食通信社HPから

<この本の情報>
自然食通信社へ http://www.amarans.net/2801

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旅先読書『伊吹山の植物』/大川勝徳

伊吹山の植物についての本、第3弾です。
『伊吹山の植物』/大川勝徳 幻冬舎ルネッサンス 2010

幻冬舎ルネッサンスHPから

大川氏は中学2年生の頃、伊吹山へ初めて父親と登ったらしい。
それも牧野富太郎氏に手解きを受けた父上が植物採集会として仲間と伊吹山へ
登ったのだという。
幾度となく、伊吹山へ足を運び、写真もご本人が撮りためたものだというではないか。
だからこそ、いつ、伊吹山のどの辺りで撮影したのかもわかる。

216点に及ぶ写真とともに解説がとてもわかりやすくアカデミックである。
「ヘクソカズラ」のページは「ヘクソカズラなどとひどい名前だ」と思っていたが、
かれの解説はヘクソカズラへの愛を感じる文だ。

できれば、今度行く時にはこの本を持っていきたい。

参考文献に『原色日本植物図鑑』北村四郎,保育社 1971を上げている。
これは先の記事『伊吹山の花』の安原氏も同様に参考文献にあげている。

そして、『新牧野日本植物図鑑』牧野富太郎,北隆館 2008も。


<この本の情報>



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旅先読書『伊吹山の花』/安原修次

伊吹山の植物に関する本が続きます!
         
『伊吹山の花』/撮影・著 安原修次 ほおずき書籍 2003

著者は安原氏は植物写真家。
小学校・中学校の教員を退職した後、野の花への思いから写真家になったらしい。

この本を出版したほおずき書籍からは「秩父の花」、「仙台の花」など15冊。他の版元からも地域の花の写真集が出されている。

参考文献のひとつに、先にこのブログで紹介した『伊吹山のお花畑』で文を担当している村瀬忠義さんの『伊吹山 ミニ事典』が挙げられているのが興味深い。    




ほおずき書籍HPから


<この本の情報>
 ほおずき書籍へ http://www.hoozuki.co.jp/__ibukiyama.php



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旅先読書『伊吹山のお花畑』/ 写真・あらたひでひろ 解説・村瀬忠義

伊吹山をドライブ&ハイキングした時に植物の名前が知りたくて図鑑が欲しくなった。

         ******************

『伊吹山のお花畑  花の絵本vol.12 』
    写真・あらたひでひろ 解説・村瀬忠義 東方出版 2007 をまずは購入してみた。

さて、この本に掲載されている花は写真が美しく。
この花は「これねっ!」という同定がしやすい。但し、82種と掲載数が少ないのが残念。
しかしながら「花の絵本」シリーズというだけあって、ながめて楽しめる本だろう。

解説を担当している村瀬氏は「伊吹山を守る会」を立ち上げた方のようだ。
私が伊吹山山頂で購入した植物ガイド(A3版折りたたみ)も作成している
「伊吹山もりびとの会」である。
短い文ではあるが薬草としての効能などその特徴がわかりやすく書かれている。

東方出版HPから

<この本の情報>

               ******** 

ここで留まらず、伊吹山の植物に関しては他に2冊、計3冊購入するのである。つづく...

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「くるまざ★講座」10/29は絵本朗読ライブ♪です

9月にスタートしました「くるまざ★講座」。
10月のご案内です。

今回は参加される皆さんの五感を刺激する!?
講座とは名ばかりのライブ感あふれる
サンデーあふたぬーん♪となること間違いなし!



お申し込みはkiki.s.microlibrary@gmail.comまで。
件名「10/29くるまざ★講座」でお名前を明記の上、
ご連絡・お申込みください。


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旅先読書『子どもが孤独(ひとり)でいる時間(とき)』/エリーズ ボールディング (著), 松岡 享子 (翻訳)

1962年にアメリカで出版され、我が長男が生まれた年、1988年に日本で出版されて
いる。その当時はこの本の存在を知らなかったので読まなかった。

子どもが孤独でいる時間の孤独はlonelinessではなく、むしろsolitude。
This "KODOKU" is not lonliness but rather solitude.

                                      原題は「Children and Solitude」

こぐま社HPから

先のブログ記事で『孤独と不安のレッスン』を取り上げたが、
大人にも必要な孤独な時間は
子どもにとっても大切なもの。
ひとりにしてはいけないのではなくて、
ひとりにしてあげることが必要なんだ、と。

しかし、決して孤独の意味を間違えてはいけない。

仲間がいないこと、身寄りがないことではないんです。
松岡享子氏の言葉をお借りしてます)


<この本の情報> 



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旅先図書館訪問 網走市立図書館

この夏は道東へ5日間の旅行へ。

セントレア空港から北海道・女満別空港へ。
オホーツク海へとつながる能取湖をドライブし、網走へ1泊。

**************************

網走市の公式HPはこちら↓

翌朝、網走市立図書館へお邪魔しました。
モヨロ貝塚へもすぐの場所でした。

明治39年に開設されたこの図書館は北海道内で1番古い図書館だとのこと。
平成12年に複合施設「エコーセンター2000」オホーツク・文化交流センター新設。
扇形の1、2階が図書館。

パンフレット表紙には
   「網走川のほとりにたてられた本を開いた形の図書館です」
とあります。





網走市立図書館
〒093-0072 北海道網走市北2条西3丁目3

          







    

     車でのアクセスも良く、駐車場も広い。バス停もわかりやすいです。


すぐそばを流れる網走川を散策後、

エコーセンターへ入っていく姿もありました。




開花季節には網走市の花「えぞむらさきつつじ」が
エコーセンター建物を彩るのでしょう。


エコーセンター周辺は緑と木陰が程よい感じです。


自転車置き場。

建物の壁を利用した返却口。


エコーセンターへのアプローチで待ち合わせでしょうか。
談笑するご婦人方が楽しそう。

海抜が明記されています。
              目に付きやすい1.5mほどの位置に。
                 
              食堂カフェMANMA
行きたかったのですが...時間の余裕がなく残念。オープンまで待てませんでした。



いよいよ図書館へ。
温もりのあるお迎え。

フェルトで作った図書館カレンダー♡

とてもにこやかに来館者を迎えていらっしゃいます。

受付カウンターが広々としています。
「かえす」「かりる」などわかりやすい。
カウンター後ろには事務室。
この事務室・カウンターを扇の要として窓側へ広く閲覧室が広がります。
本を開いた形!?


明るい「おはなし室」(えほんのもり)





布絵本が豊富。

 


’夏の絵本特集’
私の好きな『なみ』もあった~!


子ども達が図書館を愛しているだろうなと感じます。
           家具が程よく使い込まれています。
          手に触れ、口に入っても安心な家具の手入を
              されているそうです。              



子ども達が座る椅子には手編みのクッション。









能取岬(網走市)のページが開かれていました。

北海道ガイドブック
     

      



図書館でお仕事体験。

健康コーナー

雑誌コーナー

書架の側面に飾られた色紙。
落語家の柳家花緑さん、そうだ!愉しくなきゃ。
資料を寄贈されているとの記事「図書館だより」にあり。

桐野さん♪


児玉清さん、いい言葉だなぁ。


外を眺められる新聞閲覧室。
       写真には見えない奥の席には新聞を見ていらっしゃる方。



よく使われているのがわかる本の貸出用袋(バッグ)

     
       ここから2階へ。
       1階に畳のコーナーがあるのを帰宅してから館内図で知る。。。
       見たかった。。。。



地方資料コーナー『映画・ドラマロケ地紀行』
  







東京農業大学出版会のコーナー。
北海道オホーツクキャンパスが網走市に。
http://www.nodai.ac.jp/campus/map/okhotsk/



鯨と網走は深い関係が。


図書館からすぐのモヨロ貝塚ではクジラの骨で作った銛が発掘されているとのこと。





アイヌ資料





『マスター。ウィスキーください』は網走が!
地元愛に恐れ入りました!

この本には網走のBARが紹介されています。
(※今、読んでます。)


********

ありがとうございました!

あっという間の1時間。

要覧、パンフレット、お便り、
そして最近のマイ気になるブームである
子ども用読書ノートなどもいただきました。

*********

図書館を出ると

オホーツク海を左手に

オシンコシンの滝を目指し、70kmほどのドライブ♪




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