伊吹山の植物についての本、第3弾です。
『伊吹山の植物』/大川勝徳 幻冬舎ルネッサンス 2010
幻冬舎ルネッサンスHPから
大川氏は中学2年生の頃、伊吹山へ初めて父親と登ったらしい。
それも牧野富太郎氏に手解きを受けた父上が植物採集会として仲間と伊吹山へ
登ったのだという。
幾度となく、伊吹山へ足を運び、写真もご本人が撮りためたものだというではないか。
だからこそ、いつ、伊吹山のどの辺りで撮影したのかもわかる。
216点に及ぶ写真とともに解説がとてもわかりやすくアカデミックである。
「ヘクソカズラ」のページは「ヘクソカズラなどとひどい名前だ」と思っていたが、
かれの解説はヘクソカズラへの愛を感じる文だ。
できれば、今度行く時にはこの本を持っていきたい。
参考文献に『原色日本植物図鑑』北村四郎,保育社 1971を上げている。
これは先の記事『伊吹山の花』の安原氏も同様に参考文献にあげている。
そして、『新牧野日本植物図鑑』牧野富太郎,北隆館 2008も。
<この本の情報>
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