世界中のおかあさんと子どもを見守りたい。毎日が笑顔なら子どもとの幸せな物語が生まれる。

たろうシリーズ第2弾。『たろうのともだち』/ さく・村山桂子 え・堀内誠一 1977 福音館書店

この絵本『たろうのともだち』は月刊「こどものとも」1967年4月1日に発行、後に
「こどものとも傑作集」として1977年に発行されたもの。
既に39刷(2017.9現在)されていて、ロングセラーなのがわかる。
31刷からは「こどものとも絵本」というシリーズ名に変更されている。

先に紹介した『たろうのおでかけ』と同じコンビ、村山桂子&堀内誠一で作られた
絵本。

村山桂子氏は幼稚園にお勤めだった時期もあり、子どもの日々の成長を描く時に、
大人としてだけでなく、多くの子どもとともに過ごした保育者の愛を感じる。

さて、この『たろうのともだち』は内容はほぼ同じで『ともだち』というタイトルで
1965年、さえら書房からあかい ふうせんシリーズ 5『オニタのかいもの』の中の1
作品として世に出ている。勿論(?)、絵は堀内誠一氏である。

興味深いのは、その終わり方が違うこと。
わたしはどちらが好きかというと「たったか、たったか、コーロ、コロ。」で終わる
『オニタのかいもの』に収録された方。
「みんな、みんな、なかよしの ともだちになって、にわを さんぽしました。」で
終わらなくても、もう「たったか、たったか...」でその楽し気な空気は想像できるから。


ところで読み比べはなかなか難しい...。
というのも、さえら書房の『オニタのかいもの』は絶版だから。
図書館に所蔵していれば嬉しい。
私の持っている本から最後のページを上げてみた。


 さえら書房から出版されたもの、私の蔵書です。


福音館書店HPから

<この本の情報>


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